観光

『観光のユニバーサルデザイン』

出したかった大きいテーマ 数年間、ああでもない、こうでもないと相談を重ねてようやく出せた本だ。 著者の1人、秋山哲男さんからお話を聞いたとき、観光とユニバーサルデザイン、ともに魅力的なテーマで社会的な意味も大きい。類書もない。是非、出したい…

播磨屋、コモンズの悲劇!?

感じのよいフリーカフェ 一昨年の秋に播磨屋京都支店がフリーカフェをはじめた。 それまでもおかきを買いにきたお客さんにコーヒーをサービスしていたらしいが、入りづらかったという。暗い店内の片隅で、店員さんに囲まれてあれこれサービスされるので、か…

さいりん館

都市環境デザインセミナー「地域に学ぶ景観まちづくりの作法」 5月16日の都市環境デザインセミナーは久しぶりに京都での開催だった。 姉小路と協働での取り組みの報告だったが、地元の方々も大勢来て下さった。内容はいずれ記録をホームページで公表するの…

人数に拘るビジットジャパン

観光後進国ニッポンは海外に学べ! 鈴木勝さんの『観光後進国ニッポンは海外に学べ!』を読んだ。 面白かったのは「カニかに激安ツアー」をもっと外国人旅行者に紹介してはどうかという話。確かに、カニをたらふく食べて旅費込み1万円以下は安い。こういう…

『世界遺産の真実』

宗田好史さんに薦められて佐滝剛弘さんの『「世界遺産」の真実』を読んだ。 イコモスなどに関わっておられる宗田さんが「良く取材している」と誉めるだけあって、しっかりした内容だ。特に94年のグローバルストラテジー(産業遺産、20世紀の建造物、文化的景…

フードツーリズムとは何か

食と観光の関係 フードツーリズム研究会で尾家さんの「フード・ツーリズム論・序説」を聞いた。 尾家さんはまず、1)観光資源と観光アトラクション(対象)をしっかり区別して議論をしたいというところから始めた。石油は資源だけれども、そのままでは使え…

大学における観光人材教育

日本観光研究学会の意見交換会を覗いてきた。意見交換会といっても普通のセミナー、シンポと変わらないものだった。また表題は「関西からの観光立国・立圏を考える」だが、実際のメインは「大学における観光人材教育」というところだ。 特別講演は国土交通省…

『奇跡のプレイボール』

『体験交流型ツーリズムの手法』の著者、大社充さんからもらっていた『奇跡のプレイボール』を読んだ。 物語は大社さんがニューヨークに住む友達・石田さんから三十数年ぶりに手紙を受け取るところから始まる。取材でであったアメリカのスーパーシニア野球の…

日本型エコツーリズム

エコツーリズムとは 今日は真板先生からエコツーリズムの原稿をもらった。 エコツーというと、自然体験とか、マイお箸を持っての旅行とかを思い浮かべる人がいるかもしれないが、それは違う。 世界的にもエコツーは、環境だけでなく、その地域の社会、経済も…

『観光まちづくりとマーケティング』

出版準備中の『観光まちづくりとマーケティング』の草稿が揃ってきた。 編者は十代田朗さん(東京工業大学大学院情報理工学研究科准教授)。ほかにJTBFの山田雄一さん、『観光の地域ブランディング―交流によるまちづくりのしくみ』の共著者の内田純一さん、…

京都府立植物園

今日は昼から植物園に行って来た。 バラがそろそろ咲き始めているかと思ったのだが、全くナシ。つぼみが付き始めた程度。紫陽花も同様。 チューリップやポピー、ビオラ、パンジーなどが見頃だった。 温室ではホクシア展。そのほかベゴニアなど。 ここもご多…

京都観光計画2010+5

歩いてこそ京都 地下鉄の吊り広告で京都市が京都市観光計画2010+5の策定をPRしていた。 いわく、「暮らすように旅する」「歩いてこそ京都」など、なかなか魅力的な言葉が並んでいる。 特に「市民の京都再発見」には期待したい。秘境なら、住んでいる人が知…

楽町楽家

今年も京都の町家を楽しみ町家の良さを知るイベント、楽町楽家が開催される。 町家で聞く、町家で味わう、町家でアートするなど、盛りだくさん。 5月半ばから6月半ばまで、中には事前申し込みがひつようなイベントもあり。 下記でご覧下さい。 http://www.…