2012-12-01から1ヶ月間の記事一覧

椎川忍『地域に飛び出す公務員』(2)

頑張っている緑のふるさと協力隊 もう一つ、民間のNPO法人地球緑化センターが20年前からはじめて大きな成果をあげたという「緑のふるさと協力隊」についても紹介しておこう。 農山村に希望者を1年間派遣するという制度だが、生活費の支給は月5万円程度と…

遅咲きのヒマワリ(10) 僕ら地域おこし協力隊

いよいよ10回目。ちょっと意外なオチでした。真木よう子、かっこ良かった。 まず、松本弘樹は明快。リハビリの資格をとることに決めて専門の学校に入学する。二階堂に言い寄ったことも、昔に戻れたら良いという思いからで、そんなのは勘違いだったと一刀両断…

椎川忍『地域に飛び出す公務員』(1)

椎川さんの地方への拘り 昨年、『緑の分権改革』をお書き頂いた椎川さんが松江の今井書店から出された本。 今井書店は「本の学校」を昔から支えてきた書店で、主催していた「大山緑陰シンポジウム」は一時期、出版界でも注目されていた。僕も参加していた「…

ギア:バージョン2

「言葉を全く使わず五感を刺激することで楽しむ日本初の公演」という触れ込みで4月から始まったギアのバージョン2を見てきた。 会場はアートコンプレックス1928。1928年に武田五一氏の設計により建てられた大阪毎日新聞社京都支局ビルを建築家・若林広…

遅咲きのヒマワリ(9) 僕ら地域おこし協力隊

いよいよ9回目。今回を含めあと2回なので、猛スピードでオチに向かって走り出した。 まず松本弘樹君。先回の親父さんの病気で目覚め、エースだった自分の過去の呪縛から逃れ出て丈太郎と順一に「僕は今から始まるんだ」と啖呵を切る。 順一は島田さよりさん…

『空き家・空きビルの福祉転用〜地域資源のコンバージョン』

9月に出した新刊。実は、この本、建築学会の大会に間に合わせるために、お盆の最中にもカバーの写真をめぐって右往左往していた。というのは、カバーに使っているデーセンターモモの家の写真の採否をめぐって、社内で異論が出て、著者の方々にも大変迷惑を…

『100円商店街・バル・まちゼミ〜お店が儲かるまちづくり』

長坂泰之編著、齋藤一成・綾野昌幸・松井洋一郎・石上僚・尾崎弘和著による「商店街活性化・三種の神器の真髄を第一人者が大公開」という本が先月出版できた。企画・編集はスタッフの岩崎君だ。 「100円商店街」は想像をはるかに超える集客力で賑わいを作る…

遅咲きのヒマワリ(8) 僕ら地域おこし協力隊

今日は8回目。さらに地域おこしからは遠くなっていったが、そろそろ転機かなと思わせる展開だった。 親父と一緒にやっている金物屋が潰れそうになった挙げ句、商店街からも孤立してしまった藤井順一と、親が決めた結婚に納得できない今井春菜がともに行方不…

映画・八甲田山

1902年に雪中行軍の演習中に遭難し210名中199名が死亡した事件を描いた1977年の映画(画像はtoshibos-museumより)。 部分的には見たことがあったけど、昨日、はじめて全編を見た。 169分という長大な映画の三分の二がひたすらさぶい場面。猛吹雪で視界も効…

子育てと住まいから見るベーシック・インカム

ご挨拶を兼ねて標記のセミナーに行ってきた。 1月11日の「 元広告マンが家族と愛媛県に移住。旋風を巻き起こす」というセミナーにコメンテーターとして登場いただく前神さんの恩師・小沢修司さんがベーシックインカムの専門家で、このセミナーでも締めをさ…

成長は幻想か、解決策か

「成長は幻想か、解決策か」という論説が京都新聞(11.29)に載っていた。 成長派として取り上げられたのは民主党の前原誠司さん。「問題を解決するには、成長により国力を上げるしかない」「中学校2年生のときに父親をなくしたものの、浪人を経て京大を卒…

遅咲きのヒマワリ(7) 僕ら地域おこし協力隊

今日は7回目。面白いけれども笑えない展開になってきた。 お店がしまってしまうことになった順一は四万十にテーマパークを作る計画を丈太郎に話す。その場では受け流した丈太郎も次の日には「そりゃ、無理だ」「もっと地道に」と指摘。「そんなチマチマやっ…

白鳥の湖

兵庫芸術文化センターにマイリンスキーの白鳥を見に行ってきた。ファーストソリストになったばかりというオクサーナ・スコーリコが熱演していたのに、一幕は、暑くて疲れていて、悪魔の眠気との闘い・・・でもよかった。 席もよくて音に包まれる感じだったし…