2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自転車の走行対策を厳格化2

先日、触れた自転車の走行対策の厳格化だが、下記にある警察庁の通達の原文を読んでみた。 http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/bicycle/taisaku/tsuutatu.pdf 歩道上での自転車の無法振りが目に余るから車道に追い出そうとしているような言い方が前面に出…

『いま、都市をつくる仕事』(日本都市計画学会関西支部・次世代の「都市をつくる仕事」研究会)(2)

都市をつくるとは、どういうことか(続く) 昨日も「つくる」という言葉にこだわったが、今日はもう少し「都市をつくる仕事」の中味を見てみたい。 都市をつくる仕事は、都市計画、都市開発とはイコールではないだろう。 都市に関わっている、魅力的にしてい…

携帯修理の悲惨

携帯が壊れたので昨日ヨドバシのauショップに行った。 すると、免許証か保険証がないと受け付けられないと言う。メーカーに問い合わせてくれたが、絶対ダメという。 仕方がないので、今日、出直した。 するとせっかく持ってきた免許証を見もしない。バカにし…

『いま、都市をつくる仕事』(日本都市計画学会関西支部・次世代の「都市をつくる仕事」研究会)(1)

若手の仕事観が分かる本 本書は先日紹介した『都市・まちづくり学入門』とともに、日本都市計画学会関西支部20周年を記念して上梓された本だ。身内では『都市・まちづくり学入門』は中堅本、こちらは若手本と呼んでいた。というのは書き手が前者が一人を除…

自転車の走行対策を厳格化

10月26日の新聞が警察庁が歩道走行対策を厳格化すると一斉に伝えていた。 歩道上の走行を認める要件も従来の2mから3mに変えるそうだ。 歩道は歩行者のものだ。車道を走るべきだ。朝日新聞は社説で自転車が犠牲になる事故が相次いだ時「緊急的に歩道走行…

安田亘宏、才原清一郎『食旅と農商工連携』

『食旅と観光まちづくり』に続く食旅シリーズ、第二弾。 食旅というのは「食」を主目的とした旅でフードツーリズムとほぼ同じ意味だ。 一方、農商工連携は昨今の政策用語で、農業など一次産業と二次、三次産業がそれぞれの強みを生かして地域の特産物を生み…

石井淳蔵・高橋一夫編「観光のビジネスモデル〜利益を生み出す仕組みを考える〜」(2)

昨日は、人手をかけることの重要性の指摘だった。 今日紹介する経験価値も、多くの場合、人手をかけることで提供できる物だ。 経験価値 経験価値がこれからの流れだと原稿に書かれていた。 大量生産大量消費が飽きられ、単に所有することでは満足が得られな…

石井淳蔵・高橋一夫編「観光のビジネスモデル〜利益を生み出す仕組み考える〜」(1)

12月に出版する標記の本の校正を読んだ。 編者は石井淳蔵(流通科学大学学長)と高橋一夫(流通科学大学サービス産業学部 教授)。石井さんはマーケティングではトップクラスの学者だ。 もともとは観光業界の若い人たちが夢をもてるように「明るい観光の未…

ミツバチの羽音と地球の回転

遅ればせながら「ミツバチの羽音と地球の回転」を見にいってきた。 同志社の寒梅館ホールでの上映会で、一般は1000円。 同志社関係者は無料ということだし、時間もギリギリになってしまったので、満員だと困るなと思いつつ駆けつけたのだが、ガラガラ。…

イタチを見た

あれは絶対、イタチだと思う。 10時前に、西本願寺の西のほうの通りを北へ向かって自転車で走っていたら、突然、目の前を走り抜け、塀の小さな穴に消えていった。体長30センチぐらい。猫に似ているが、俄然、スマートでどこか違う。あれはイタチだと思う…

シビックプライド会議&三浦展『愛国消費』

10月9日に東京でシビックプライド会議というものがあって、誘われてその実況をユーストリームで見た。 シビックプライド シビックプライド会議は2008年に『シビックプライド』という本を出している。A5、224ページ、オールカラーで1900円+税という超お得な…

椎川忍『緑の分権改革〜あるものを生かす地域力創造』

椎川忍さんの『緑の分権改革(仮称)』の校正を読み終えた。 緑の分権改革というのは、民主党が政権を取ったあと、総務大臣になった原口一博さんが打ち上げた構想で、クリーンエネルギーとIT、食料、歴史文化資産等の地域資源、地域の人材を最大限活用しなが…