京都・国際音楽学生フェスティバル2日目

今日はリスト音楽院とブカレスト音楽大学


 今日はハンガリールーマニアというやや弱い組合せだし、雨も激しかったので、お客さんがどうかな、と思ったが、席は完売で来なかった人も少なく、1日目と同様、ほぼ満員だった。
 人から聞いた話では、席が埋まりそうにないとロームの社員が動員されるとか。興味がない人にははた迷惑かもしれない。
 プログラムは3つに分かれていて、1、2部はそれぞれの国の学生がそれぞれの国の音楽を演奏する。今日はハンガリーがゴーダイとリスト。ルーマニアはエネスクだ。あまり有名な曲はやらない。
 3部は日本の学生も参加して合奏する。今日は、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスに東京の大学の学生が参加していた。
 昔、NHKの番組で紹介していたが、一週間ほどで、学生たちが自分たちで音をつくっていく。音楽ができるうえ、英語ができるようだ。僕たちの学生時代とは、その点は随分違う。あのころは大学に外国人もいなかったし、しゃべる機会も必要性もなかった。今の学生はその点では恵まれているし、また鍛えれていると思う。
 合奏はバルトークルーマニア民族舞曲(弦楽合奏版)、エネスクのルーマニア狂詩曲第一番(弦楽+ピアノ連弾、山本裕ノ介編曲)。そしてアンコールが、リストのハンガリー狂詩曲第2番。
 合奏はどれも気持ちがよく、しかも段々盛り上がって、アンコールが最高潮だった。
 明日も愉しみ。


 写真は会場のALTYのお庭。