東日本大震災・復興まちづくり〜私たちは何ができるのか、ともに考える

 5月20日のシンポジウムは無事終了した。
 それぞれ、短い時間のなかで濃い報告をいただけたし、議論は司会の小浦さんが頑張って深めてくださった。
 建築・都市計画系の方々に加え、エコツーリズム協会の真板さんや、マイファームの西辻さんに参加頂いたことも、アンケートを見る限り、好評だった。
 その記録は一部は音声録音で、また後半の議論部分はテープから起こしてHPで公開したいと思う。


 ただ、たまたま現地に呼ばれる人、入って役立つだけのスキルのある人は別として、「私たちは何ができるのか」という問いに応えられたか、というと難しい。


 まちづくりなどの関連分野を目ざす学生さんには、3年とか5年、現地に行って議事録をとったり、ニュースをつくったりしながら、地元の人達の議論を手助けしていく仕事があるのではないか。そういった人が必要だと小林さんが繰り返していた。


 会場に来ていた学生さんも刺激を受けていたようだ。


 だが、大人はどうすれば良いのか?。
 いっそ、そういう人たちを派遣する費用の一部なりとも寄付するとか、そういう仕組みをつくるように働きかけるとかいった役割だろうか。