借りぐらしのアリエッティ
見てきた。ジブリワールドは健在。
ただ、緊張感はない。佳作って感じ。
紙を洗濯ばさみ?でとめていないときのアリエッティは、ちょっとお姉さんぽくて、とても14歳には見えないのが気になる。母さんも老け顔。女性は早く老ける種族なのだろうか?
それにしても父ちゃんはかっこ良かったな。男はああでなければ。
それにスピラー。コナンシリーズを思い出させる。
ワイフはアリエッティにも翔にも感情移入ができなかったと言っていた。
あろうことか、アンネの日記や、ユダヤ人狩りを連想してしまったとか。
僕は、1400年後の日本人を思い浮かべてしまった。
このまま日本人が減っていくと、最後のカップルはいつになるのだろうか。
そのとき、アリエッティのように生きる決意をするだろうか。
ただ、こういうのは特殊な連想だと思う。
最近のジブリ作品と比べると、押しつけがましさがない、というのがワイフの評価。
映画のなかで翔が読んでいる秘密の花園のコリンと比べると、翔はリアルかな。
ところで床下の小人たちって話、日本人の作品だと思っていたが、違った。
何かと混同しているのだろうか。探したが出てこない。
帰りに市役所前で朝市に寄る。
ジャガイモとタマネギと唐辛子で正札は900円のものが、仕舞いかけということで500円。
安いと言われると、つい買ってしまう。
夜はブライトンホテルの無料コンサートで福田廉之介くんと西川鞠子さんのバイオリンソロを聴いた。
福田君はまだ小学生ぐらい。パガニーニのバイオリン協奏曲第一番第一楽章。
西川さんは高校1年生。サンサースのハバネラとワルツ・カプリース。
いずれも亡くなられた工藤千博門下。
ロビーとの相性が良いのか、バイオリンの響きが実に良かった。
夜、暑さも少し和らいできた。