市民参加

PPS著『オープンスペースを魅力的にする』

W.H.ホワイト 8月14日に紹介したパブリックスタイルで思い出したのだが、公共空間の利用についての研究と実践では、W.H.ホワイトが有名だ。 ホワイトとの出会いは学生の頃だった。 僕はバイト先で『LDK研究』を手伝った。リビングに何秒かに一こまを撮影…

第3回季刊まちづくり26号読書会(3)

提案16.新しい都市のパブリックスタイルを育む 問題提起 武田重昭さんからは提案16について説明があった。 まず最初に (1)建設・管理から、使いこなし魅力を共有する施策へ (2)私的な生活の充実から、社会的な生活の充実へ (3)都市の基盤整備から、…

第3回季刊まちづくり26号読書会(2)

嘉名さんの報告のあと、意見交換が行われた。 誰がルールを決めるのか 論点は3つあった。 一つは、そもそも合意がないところに、どのようなルールを、誰が作りうるのか、という点だ。 そもそも補完性の原理から言えば、地元でルールをつくれるようにすべき…

第3回季刊まちづくり26号読書会(1)

26号の読書会が開かれた。今回は下記の方々から報告があり、議論された。 うち提案04と16について報告し、07については別の機会に紹介したい。・提案04.都市計画に地域マネジメントの主体を位置づける:嘉名光市 ・提案16.新しい都市のパブリックスタイルを…

原科幸彦『環境アセス法案の動向』(2)

ミニ・アセスの試行 東京工業大学のすずかけ台キャンパスに高層建築棟を建設する際に、横浜市からの環境配慮への要望に応えるためと、地元住民への説明のために、自主的にミニアセスメントを行った。 詳細は下記にあるが、3ヶ月間、500万円でできたという。…

原科幸彦『環境アセス法案の動向』(1)

7月23日にCEIS環境サロンで行われた原科さんの講演を聞いた。 主題は継続審議になっている環境アセスの改正法の内容と行方だ。 原科さんの結論を言えば、問題が多い改正案だが、衆議院で継続審議になっており、選挙前の衆議院の担当委員会の様子からは、残…